ウッドチャックの穴掘り記

知りたくなったら掘るしかない

才能とは何か?を知りたい方にオススメの本「決断力」

先日購入した羽生善治さんの「決断力」読了しました。

 

決断力 (角川oneテーマ21)

決断力 (角川oneテーマ21)

 

 

・才能とは、継続できる情熱である。

 

この本を読んで、最も印象に残ったのが、この言葉です。

この本の中にも述べられていることですが、

将棋や勉強というジャンルにおける才能とは、

「瞬間的な閃き」

に焦点が当てられがちです。

瞬間的な閃きとは、文字通り、問題を見た瞬間にパッと答えがわかることや、

長年培ってきたものなどないのにも関わらず、ここしかないという一手を

瞬間的に判断することができるといったことをいいます。

 

本当にそうなのか?

確かに勝負において、その問題や状況を読むスピードは重要です。

しかし、この本の中に

「一瞬の閃きとかきらめきのある人よりも、さほどシャープさは感じられないが同じスタンスで将棋に取り組んで確実にステップを上げていく若い人のほうが、結果として上に来ている印象がある」

-羽生善治 「決断力」より-

 という言葉があります。瞬間的な閃きとはそこまで重要ではなくて、

継続することによって徐々に実力をつけていくことが力をつけるための

方法であると、私も感じています。

 

じゃあ、継続できることが才能なのか?

 

才能とは何か? 

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正直、才能という言葉があまり好きではないです。

なぜなら、「才能」という言葉のせいで

たくさんの人が希望を捨て、自分の限界を決めてしまうと思っているからです。

自分よりも優れている人を見ると

「才能」

という言葉で自分ができない理由をつくっている。

才能がなければ、何もしてはいけないのか?

もし才能絶対主義で、

才能があるやつは選ばれた人で

私は選ばれた人間ではないから、あんな非凡なことはできない

と決めて、できない理由を探してしまう人は、

自分と才能がある人とで似ている部分を見つけて欲しいです。

もしくは、才能がある人だと自分が考えている人の本を読んで

その人の弱い部分を見つけて欲しいです。

 

そうすることで、「あぁ同じ人間なんだ」

と思うことで才能という、生き方に制限をつくる言葉から

解放されることでしょう。

私もその経験があるまで、才能絶対主義でした。

しかし、そうすると自分のできることは限られてきます。

才能という言葉を前に立ち尽くすのではなく、

才能という言葉がなぜ生まれたかについて考えてみてください。

才能という言葉について考える上でも、

羽生善治という天才の人間的な部分を知る上でも

この本はいい本だと思います。

いつか迷ったときに読み返す本になるだろうと思いました。

迷っているかた、自分には才能はないと思っているが

才能があると言われる側になりたいと考えている方。

この本を読んでみてもいいかもしれません。

そうじゃなくても、羽生さんの頭の中が覗き込めるので

面白い本だと思います。

 

決断力 (角川oneテーマ21)

決断力 (角川oneテーマ21)