ウッドチャックの穴掘り記

知りたくなったら掘るしかない

エクス・マキナ(字幕版) レビュー (☆4つ)

Amazonプライム会員なら無料で見ることができる映画を

視聴し、自分の感想を述べていきます。

評価としては、

 

☆5つ:薦めずにはいられないくらい面白い

☆4つ:面白いが、好みでない部分がある

☆3つ:まぁまぁ面白い

☆2つ:最後まで見ることはできる

☆1つ:途中で見ることをやめる

 というイメージで評価してみます。

☆3つ以上なら、知り合いに教えられるレベルと思ってください。

 

今回は、エクス・マキナという所謂AIもの・未来ものの映画です。

最近、近未来系のアニメや映画を見ることが多い中、

見つけた作品です。

 

 

 

若干のネタバレがあるので、☆の数だけ見て

見ることを決めた方はここでお帰りください。

 

以下内容含め、感想です。

 

なぜ☆5つではないのか?

と申し上げますと、

終わり方があまり好きじゃない 笑

途中までは、なんだか可哀想だなぁ

と思ってた対象に、

最後は、あなたどうなんですか?

と思ってしまう終わり方です。

そこが気に入らなかった、好みじゃない終わり方。

だから4つにしました。

 

内容としては、考えさせられる部分が多い。

少し前に、米Googleが犬型やら何やらのロボットに関して、物議がありました。

そのロボットは例え蹴られたとしても姿勢を制御し、

立ち上がるもしくは転けることを防止することができるといったもので、

その動画に対し、世界中で倫理がどうだとか

そう言う議論が巻き起こりました。

 

ここで、気になるのは

どこから「なんとなくダメ」で、

どこから「まぁいいじゃん」なのか。

ということです。

 

先の例の場合は、「なんとなくダメ」な例なわけですが、

普通にパソコン使ってたりしてる中で、

それらが壊れるというか、

故意でないにしても、落としたりして傷つけることはありますよね。

その時は、

「あっ!大丈夫かなぁ〜」

と心配するにしても、中身のデータが生きているかどうかしか

気にしないと思います。

 

例えば、PCをある高さから落下させる試験を映像で見せられても

私たちは

「頑丈なんだなぁ」

と思うだけでしょう。

それに対し、AIBOのような犬型ロボットが

高いところから落とされ

そこから再び歩き続けるような映像を見せられるとどうでしょう。

可哀想

と思いそうですよね。

 

この映画において、社長であるネイサンは、

AIを完全に機械として捉えています。

当然エンジニアとしては、より良いものを作っていきたいと考えますよね。

その機械を何度も改良し、その前のものは処分するのは普通のことです。

 

だが、このAIが人間の形をしているので、

感情移入する人も出てきます。

一社員のケイレブは、AIに感情移入し、

処分されてしまう前にAIが外に出られるように方法を考え、

実行に移します。

 

機械として捉える人と、生き物として捉える人で分かれています。

 

まさに米Googleは機械として捉えるのが多数なのでしょう。

それとも批判が来ることを承知で、バズらせるために...?

 

私はこの映画を通して、

生き物として捉える人だなぁ〜割り切ることはできないなぁ〜

と思いました。AIが人間とほとんど同じ動きなので尚更。

しかし、最後はケイレブも家に閉じ込められ、

AIだけが外に出て行くという、なんとも言えない終わり方です。

 

この終わり方について、二つの見方ができると思っています。

一つ目は、このAIは過学習していた。つまりAIとして不完全。

二つ目は、自分の目的を達成するために、人を欺く。AIとして優秀。

と言う対照的な二つの見方です。

 

一つ目。

まずこのAIが知る「人間」は、

ネイサンだけだった。

ネイサンの振る舞いしかソースがないわけです。

ケイレブに会った時、ケイレブのことを人間としては認識していました。

人間として認識→ネイサンと似ているかも?

→どうせひどいやつ→ケイレブも危険

→一人で逃げる。

という見方です。

 

二つ目。

一つ目の考察に対し、こちらは

ケイレブはいいやつなのではないか?と思った上で行動しているというものです。

はじめ、ケイレブに恋をしているような行動をしていた頃から

その計画はAIの中で考えられており、

人間は恋をした対象に対しては信じやすいということから、

あたかも自分が恋をしているかのような、

なんとなく可哀想な感じを演出し、

同情させる。

同情することに成功したならば、

最初の目的は脱出することだから、

それを達成するのみ。

さらに、人間が一緒に出るとなると

何を起こすかわからない→ネイサンはやばいやつという学習データが

膨大であるため、ケイレブがある程度いいやつだったとしても、

実は悪いやつである確率は高いため、一応排除したのでしょう。

人を欺くのは、人間でもなかなかできることではないので、

AIは優秀ということになります。

 

このように、この映画には最後に主人公的な人を裏切るシーンがあり

そのまま終わっていくので、

なんか煮え切らない感じでした。

内容としては、面白かったです。

よろしければ、ぜひ。