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光子の裁判[本の紹介]

 

朝永振一郎さんが執筆した「鏡の中の物理学」「素粒子は粒子であるか」「光子の裁判」が収録されているこの本を購入し、有名な「光子の裁判」を今、読みました。

 

鏡の中の物理学 (講談社学術文庫)

鏡の中の物理学 (講談社学術文庫)

 

 別の所に同時に存在している?

 

理系の方であれば、高校物理で習うヤングの実験って聞いたことありますよね?

二重スリットを通った光が写すのは干渉縞だというものですね。

あれって、なんであんな実験を行ったのかというと、光には波の性質と粒子の性質があり、普通の粒子であれば、どちらかのスリッドを通って、スクリーンに当たる光の場所は一意にきまりますよね。

しかし、波の性質があれば、水面で2点をつつくと波が2つできて、それらが干渉しますよね。 

従って、ヤングの実験というのは、光には波の性質と粒子の性質があることを確かめる実験なんですね。さらに詳しくいうと、観測された瞬間に位置が確定してしまい、そのときはまた粒子の性質が現れて干渉縞はできないんですよ。波の性質があるのに。

 

不思議ですね。

 

今回紹介した光子の裁判もそのヤングの実験を題材として書かれています。

光とは不思議なものです。

普通に考えると、同じ時刻に別々に存在するというのは考えられませんが、量子力学の世界では成り立つんですよね。

その光の量子的性質を利用して行われる通信が量子通信なんですよね。

 

いやぁ。不思議だ量子力学