ウッドチャックの穴掘り記

知りたくなったら掘るしかない

戦いの心構えを学びたい人にオススメの本1冊。

勝利とは? リーダーとは?

様々な場面で、戦うことがあると思います。例えば、仕事のとき、受験のとき、スポーツの大会。あるいは、部下を指揮して勝たせないといけないとき。

 

ここぞのときに力を発揮しなければなりません。しかし、それは日頃の積み重ねが生んだ結果が現れるだけです。

そこでこの戦いについて、今から二千五百年前の中国で深い考察を巡らした思想家がおり、その思想は「孫子」という書にまとめられています。

孫子」は人間とは?勝利とは?組織とは?リーダーとは? について多くのヒントをあたえてくれる一冊です。 

そんな「孫子」の要素を取り込んだ、大衆向けに分かりやすいものを作ろうという努力が進められてきました。

 その代表が「孫子三十六計」という兵法書で、私が読みやすく、かつ面白いと感じた一冊を紹介します。

 

 全271ページで分厚くなく、簡単に読むことができ、中身も非常に面白いです。

ここで私がお気に入りの一つを紹介したいと思います。

 

「将能にして君御せざる者は勝つ。」

将軍が有能で、しかも君主がその将軍の指揮権に介入しようとしなければ勝つ

という意味です。一旦権限を委譲した上は、現場のことに口を出してはいけません。

みなさんも経験があるのではないでしょうか?

上司に任された課題をこなそうと努力しているのに、その完成度や進捗状況から、

「あとは俺がやるよ」というようなことを言われたことが。

これって、上司からしてみれば任せきれなくなって自分がやらないと間に合わないと思ってのことであるわけですが、部下からしてみれば「せっかくやってたのに...」と骨折り損な気持ちになりますよね。

 はじめに任したということは、その部下なら達成できると思って任せたはずであるので、最後までやり抜かせる度量をもつべきだと思います。

 私も、同じような状況に陥ったとき、「なんだ、結局自分でやるのかよ」と思い、腹が立ったこともあります。

 自分が指導者になる前にこのような文章に触れていれば、そういった自分の経験を思い出すことができ、部下に対して大きな度量をもって任せることができるのではないでしょうか?

 

他にも、様々な言葉があります「地の利を生かさぬ者は、その地にほろびる。」「故に明君賢将、動きて人に勝ち、成功の衆に(以下略)」

などなど。

 

李代桃僵。

 

昔の人が考え抜いたものに触れると価値観も変わりますので素晴らしい経験になると思います。

興味あれば、ぜひ読んでみてください!